2021/01/03 06:45
地元・東北にある山形県庄内の素敵な空を伝えたくて、2020年からカレンダーを作っています。
相棒はISS実験運用管制官を務めたこともある、鶴岡スペースステーションの佐藤さん。
私は写真を、佐藤さんは宇宙開発や科学に関する記念日を担当し、地元の美しい景色の再発見や、気分が落ち込んだ時の気分転換になれればと思っています。
そして、暦部分にある記念日でこれまでの人類の科学技術の軌跡を知ってもらうことで、子どもたちに科学を身近に感じて将来に希望を持って欲しいと思っています。
写真はすべて山形県庄内地方で撮影したもの。庄内地方は火山や平野があり、田んぼが多いため、光害も少なく星空撮影にはぴったりです。
普段は暗闇に隠れて「なにもない」と思いがちな夜の中で目を慣らせば、そこには文字通り星屑を散りばめたような美しい星空が広がっています。
また、山形県唯一の離島・飛島から撮影した珍しい星空もカレンダーでご覧いただけます。
例えば12/2は、「これ、本番ですか?」の日。その日、日本人で初めて宇宙に行った秋山 豊寛さんが、日本人として初めて地球のテレビ局から生中継で発した言葉が「これ、本番ですか?」でした。
ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げ日や、近年撮影されたブラックホールの撮影の話も載っています。
庄内地方には、まだ日本に図鑑がなかった頃に図鑑を作った日本のダ・ヴィンチと呼ばれる松森胤保の誕生日も記載しています。
これが一冊あれば、科学が身近に感じること間違いなし!
その他にも、知られざる偉人に詳しくなれたり、理系のあの子ともきっと会話が止まらなくなってしまうでしょう。
満月や新月の他に、流星群等の主な天文現象も記載しているので、星見や星空撮影、家族での星空観察にもぴったりです。
見開きA3のカレンダーなので、大きく存在感があり、それだけでもお部屋の印象をぐっと引き立てます。
真ん中でホチキス留めがしてあり、上下にパンチ穴が開いているため、プラスチックは使用していません。
また、写真に、科学に関する記念日にと内容もたっぷりなので、贈り物にもぴったりです。
なんでもない日も、天気が悪くて太陽が見えない日が続いても、このカレンダーを見ればきっと心が晴れるはず。
成功した日、このカレンダーを見て、人類の歴史の一部であると感じるのもいいかもしれません。
雲の上には空があり、星があり、その星がある宇宙空間には現在人類が滞在しています。
美しい写真を見て心を和ませ、落ち込んだ時は遠い空の向こうに思いを馳せて、あなたの毎日によりそう1冊になれば幸いです。
あなたのお部屋に、あの子のお部屋に、星空を飾りませんか?